ひとりごと的つぶやき

娘たち、羽ばたけ!‐長女の大学転籍試験

 

 

 

 

 

写真は、 とある日曜日、Rosemont-Petite-Patrie地区を通りかかって偶然見かけた、アイスクリーム屋さん。夏を待ちきれない家族連れが辛抱強く行列していた。多分ここ、めちゃめちゃおいしいに違いない。でも、わたしは行列が苦手なので今回はあきらめたけど、次回アイスクリームが食べたくなったら、ここに行ってみたいな。

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うちには2人の娘がいる。個性豊かな二人だ。
姉の方は、今大学生。カナダに来たい(=学部留学したい)と最初に言ったのがこの子だ。その後に、私も自分で調べてケベックの移民プログラムのことを知り、(これは娘だけ留学させるより、家族みんなでここに来た方が面白い経験になるんじゃ?)と思ったのが、ここに来たきっかけだ。私がケベック州を選んだために、実質選べる大学(英語)が2校だけになってしまった。マギル大学と、今娘が行っているコンコーディア大学だ。マレーシアの基礎教育はイギリスと同じ11年制。マギルは残念ながらうちの娘が基礎教育の後取っていた1年のカレッジを、こちらのセカンダリー6年生、日本の高校3年生と同等とは認めてくれず、結果入学することはできないと言われた。なので、実質的に行ける大学は1校しかない、という状況に娘を追い込んでしまった。しかも、入学申し込みのタイミングが合わなかったため、自分が行きたかったコミュニケーション学部に入るためには、1年以上待たないといけない、ということになってしまった。ちなみにコンコーディアのコミュニケーション学部は結構認知度が高く、マギルの学術的な要素の強さに比べて、実践的な要素が強く、大変面白そうなカリキュラムになっている。しかし、競争率が高く、入学時期は年に1回、9月だけ。他の学部は年に3回も開講時期があるのに、だ。

しかし、国際学生をサポートする部署がコンコーディアにあり、そちらの相談員が、「コミュニケーションと関連の深い学部に先に入学してしまい、募集時期が来たら転籍試験を受けるという形にすれば、1年待たずに入れますよ。」とアドバイスしてくれた。転入試験に受かれるのかどうかということは定かではなかったが、うちの家風なのか(笑)、「まずは近づけるだけ近づいて、そこからまた考える」という思いで、たった一つの大学を受験した。そして彼女は、たった一つの選択肢にしっかりと受かり、英文学部の学生としてのスタートを切った。2017年の1月のことだった。教育熱心な親御さんであれば、いくつかの大学を受験し、その中からベストを選ぶというような段取りをさせてあげたことだろうが、私は「ごめんね、がんばってー」で娘に任せてしまった。多分、かなりなプレッシャーだったのではないだろうか。

合格後、1月から最近まで、娘はフルタイムの学生としては最低限の単位数を選んできた。現在の彼女のステイタスは国際学生で、学費が高い。マックスまで単位を取ると恐らく年間20,000ドルくらいの学費を見ないといけない。でも、これが永住権取得後は2,000~5,000ドルくらいに激減する。親の財布を気にしながら、オンラインの英会話講師と、ペットシッターのアルバイトで、自分の小遣いと旅費を貯金し、空いている時間でカナダの他の街を訪ねたり、この夏はヨーロッパにいる友人とヨーロッパ旅行に行くらしい。学費と、家族で住んでいるアパートの住居費は私たち親が払っているにせよ、それ以外の費用を自分で賄ってくれているので、親としては頼もしい限りだ。

そして、最近いよいよ、彼女がコミュニケーション学部の転入審査を受ける時期となった。自分の作品を持ち込み、たった数分でプレゼンをしなければならない。また、転籍の動機などのエッセイも必要だ。彼女は、何を出すかいろいろ考えた挙句、友人と協力して作り上げた写真と詩のアルバムを一点、そして、自作の詩を一点提出し、そのプレゼンをした。面白かったのは、このアルバムのプロジェクトで彼女は、鬱を抱える友人の写真を彼女の自宅で撮った。そして、彼女が詩を提供して、娘がアルバムを編集した。もう一点は自作の詩だったのだから、詩が書けることは明らかだ。だからアルバムの方だって、大学に自分の作品として提出するなら、私なら写真も詩も自分で作った、100%自分の制作物を選んで使うだろうと思った。が、娘は敢えてそうしなかった。審査員は教授一人と、コミュニケーション学部の最近の卒業生一人だったらしい。その卒業生が、娘のプレゼンを見ていったそうだ。
(卒)”I like your work, because you are not trying to be anything you are not.”
「あなたの作品、好きだわ。だってあなたは自分を飾り立てようとしていないから。」くらいの意味だろうか?とてもいい感じでそういってくれたと娘から聞いて、老婆心ながら、(いやそれは、本当に好きだったケースと、褒めるところがないからとりあえずなんかポジティブなことを言う、カナダ特有の心理というケースもあるのでは?)という両方の思いがよぎった。娘が言うには、その卒業生は、受験生の中には本当に自分の作品を大げさに表現する人が多いと漏らしていたそうで、だから娘は彼女が本気で褒めてくれていたと思う、という。

ちなみにその娘の作品は、鬱を抱える友人が自宅でくつろいでいる姿を取ったものなのだが、暗いイメージのない、柔らかな光の中のとてもやさしい、きれいな写真だ。特に顔が暗いわけでもなく、鬱と言われなければ写真だけ見たらテーマに気づけないくらい、自然なものだった。娘は、鬱と言えばこんなものというステレオタイプを払拭したい、そんな気持ちで、その友人と話し合いながら写真の方向性を決めていったらしい。

そして、つい最近、娘は大学からのメールを受け取り、何も考えずに開けてみたら、それが合格通知だったそうだ。件の卒業生は、本当に娘の作品が気に入ったのに違いない。コミュニケーション学で求められるものって、自己完結的なアート作品ではなく、制作の過程でもすでにコミュニケーションが始まっていることが見えるような、そういう作品が評価されるのかもしれないな、と思った。

というわけで、うちの長女は、ますます自分の夢に近づいて、やりたいと思っていることを一つ一つ形にしていっている。それを、ここで、目の当たりにすることができるのは、やっぱり家族でここにいるからだ。何もかも手に入る人生ではないけれど、自分の人生を切り開いていく娘の姿を間近に見られて、私たちは恵まれている、と思う。

2018-05-09 追記 (マレーシアでマハディールが首相に返り咲いた記念すべき日にー )

娘の自作の詩はこちら。(ちょっと私も出てきちゃうんだよね、ははは。)

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倩铃鈴音, pt. 1
do you believe in magic?
because i do, 
for the way my tongue gently touches the roof of my mouth when i say my name in Chinese
rings the bell in my head
that takes me home
to humid Malaysian nights
like Dorothy’s ruby slippers.

do you believe in magic?
because i do,
for the way my Japanese name echoes in my ear
brings back the ocean waves
i heard in the seashell i picked with my grandfather
from the seaside of the town my mother grew up in

do you believe in magic?
because i do.

————————————————————————————–
倩铃鈴音 pt. 2
do you believe in magic?
because i don’t
for the way my teeth clenches my jaws when i say my name in Chinese
brings me back to when the kids in chinese school called me “the japanese kid”,
the foreigner,
when i grew up right in the humid Malaysian nights.
when they said “my people” raped their ancestors when we read about the japanese occupation of malaysia in sejarah* textbooks
as though i was not one of them.
as though i terrorised my own home.

do you believe in magic?
because i don’t,
for the way my japanese name echoes in my ear
reminds me of how the countless times the japanese choir kids
repeated “maybe you should just sit aside and watch,” like echoes
while they all happily played with each other during break time,
games i did not know because i didn’t go to the japanese school like they did.
my japanese tongue tied itself tighter every time
i had to read manga alone in the corner of the choir room.
sometimes, i swear when i speak in japanese,
the familiar echo rings in my skull,
“maybe you should just sit aside and watch.”

do you believe in magic?
because i fucking don’t.
what’s magic without purity anyway?

*sejarah = malay for ‘history’

 

わたしは、この詩読んでほんとにドキッとした。確かに、こんな二面性、私にもいつもある。
どちらも嘘ではなくて、こんな二つの感情が振り子のように揺れている。
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