PEQ (ケベック経験プログラム)

学校選びのドラマ…というか、私の失敗談。 後編

写真は、今週末行われたメイプルシロップフェスティバルの様子。ここは、クレープに細かく裂いたハムをビールにつけたものとメープルシロップとチーズを入れたものを売っていて、しょっぱさと甘さが絶妙のバランスで美味かった。写真は、今週末行われたメイプルシロップフェスティバルの様子。ここは、クレープに細かく裂いたハムをビールにつけたものとメープルシロップとチーズを入れたものを売っていて、しょっぱさと甘さが絶妙のバランスで美味かった。

前編はこちら

(追記 2016年3月26日。本記事について、現在EMSBでPEQのコース進行中のCGさんという方からコメントをいただいた。この記事のずーっと下の方に入っている。かなり貴重な情報が入っているので、記事と合わせて読むことをお勧めする。また、私の記事についても、時々新情報がわかった場合はメニューの「お知らせ」のところに追記を報告していくので、PEQについての細かい情報を必要とされている方は、時々チェックしていただけるといいと思う。)

さて、既に、LBPSBの担当者と、10往復以上のメールのやり取りをし、手付金(デポジット)も支払い済みだった。しかも、この担当者の女性が、メールを読むだけで、感じがよい、とても潔い女性で、ものすごく好感をもてたので、今更学校変えてしまうのも彼女を裏切るようで申し訳ない、という気持ちがありながら、それでも大枚23,000カナダドルと自分の1年半という貴重な時間をつぎ込むのだから、ことは慎重に選択していかなければならない。

とりあえず、EMSBにメールを、と思ってウェブサイトを見ると、中国人、韓国人留学生に対しては、担当者とそのメールアドレスがしっかり書かれているのに、その他の学生については、担当部署名があるだけで、メールアドレスも書かれていない。たまたま、その時期は学校がクリスマスホリデー時期に入る頃だったので、とにかく、カナダに入る前に最初のコンタクトはとっておいた形を残したいと思い、韓国の担当者なら隣国のよしみで担当者につないでくれるだろうと勝手に当てにし、メールを送ることにした。

お正月を日本で楽しんでさあ、いよいよカナダに行こう、という時期に、韓国人担当の方からちゃんと返事が来た(笑)ところが、その内容は、簡単にいうと、「マズ、カネオクレ」的な、あまりわたしの問い合わせを読んでいない風が読み取れるものだった。第一印象は(うーん、大丈夫か、EMSB?)という感じだ。

しかし、たった一人の担当者で全てが決まるわけでもなく、ましてや彼は私の国を担当していないのだから、忙しい中で年明けにメールを返してくれただけでも、よしとするべきなのかも、と思いなおした。それに彼らにとってみれば、やはりお金を払ってからお客さんになるわけで、今の私はただの行きずりの、本気のレベルもわからない1メールでしかないのだから。担当者も始業したはずということで、EMSBに日本から電話をかけ、担当者を探し当てた。担当者は、「多分入れると思うけど、実際にここに来て手続きした(お金を払った)順になるから、モントリオールにきたらまず訪ねてきてね」というので、アポを取った。

その後、1月8日深夜にカナダに着いて、8時間後くらいにEMSBに行った。が、約束をしたはずの担当者は、まだ事務所にいない。そこで、先に娘の中学入学手続きをすることにした。希望中学はEMSBの管轄なのだ。

中学校担当の女性は、しゃきしゃきさばさばしていて、仕事ができる感じの人だった。しかも、言葉はちょっときついけど心が優しい。まだカナダのアドレスが確定していない私たちのために、自分の住所を使わせてくれた。ほらね、たった一人の印象でEMSBの評価を下してはいけないよね、と心の中で期待が高まる。

娘の手続きが無事終了した後、実際に中学を訪ねる前に、職業訓練カレッジの事務所の方を再度訪ねた。アポの相手は出社していた。

「ごめんなさいねえー。もう少しでお話できるから、ちょっとここで待ってね。」と、通された事務所の中の椅子に座っていると、彼女が延々と電話で誰かに愚痴を言っているのがなんとなく聞こえてしまった。多分、30分くらい待っただろうか。愚痴の中味は、詳しいことはよくわからないのだが、同じ部署の中でコミュニケーションが足りないため、入学手続きが間に合わなかったり、もう席がないのに手付金を取ってしまった生徒たちにどう対応すればいいのか、みたいな話で、(おいおい、そんな話入学希望者に聞かせない方がいいでしょう)と、心の中でツッコミを入れていた。そして、やっと私と話せることになったのだが、一旦コンピュータグラフィックのコースに入学可能といったと思ったら、数分後に学校に確認の電話を入れて、結局もうコースは1月開講、4月開講ともに埋まっており、今だと9月にしか入れません、という返事だ。やはり、LBPSBのほとんどのクラスよりもロケーションが便利なのと、同じ場所でフランス語クラスも開講しているという便利さから、希望者がEMSBに集まっているらしい。でも、管理側が上手く機能していないらしく、生徒たちが振り回されている感じが想像された。私には、9月まで待つ余裕はない。上の娘が私が卒業する時点で19歳になってしまうからだ。

ただ、ここでわかった徹底的な2校の違いがあった。LBPSBは、入学希望時に1000ドルの手付金を払い、それが授業料支払いの時に相殺されて、残金を支払うようになっている。但し、入学前までに最初の学期分だけを支払い、残りは学期ごとの支払いになる。しかし、EMSBは、手付金が比較的安価なのだが、入学時には1年半分の学費を全額払わなければならず、もしもコースが合わなかった場合、返金は難しそうだった。途中で何か学校を続けられない事情が発生した場合にも、返金はされないだろう。これは結構リスキーだ。一方、LBPSBは、支払い済みの学費は帰ってこないが、未払いの分については問題なさそうだ。この点はLBPSBに軍配が上がった。

そんなわけで、コンピュータグラフィックの道は閉ざされたが、私には、もう一つの方法が見つかった。実は、LBPSBの優秀な担当者の女性、Cさんに「娘の学校がダウンタウンに近くなりそうなんですが、そちらにはコースないかしら?」と念のためメールで相談していた。そうしたら、「ああ、それなら、ダウンタウンキャンパスに、製図士養成クラス、そして、空港方面のキャンパスにコンピューターサポートのコースがあるから、そこの方が便利かもね。担当者につなぎます。」という返事が。本当に聞いてよかった!と思ったが、なんとこのコースがこれらの場所で開講されていることは、元々ウェブサイトに載っていない。載せていてくれたら多分最初から選んでいただろうに、なぜこれらのコースを隠しているのか?質問しなかったら、知らないままだったと思う。

実は、これらのコースが載っていないのは、これらのコースは多分移民希望の外国人向け専用だから、カナダ人や永住権既得者も入学してくる通常のコースのリストには、敢えて載せていないようなのだ。

ここで、考え方は2つある。自分と同じく、移民希望で来ている外国人だけのクラスで、同じ境遇の人たちと学ぶ方がいいのか、それとも、多少辺鄙な場所にはなるけど、地元の人も入ってくるところで、本当のカナダらしい体験をするのか?但し、カナダ市民の彼らは23,000ドルを支払う必要はなく、数十ドルで入学できるので、入学にかける意気込みはどうしても違ってくるはずである。

わたしの場合、家族の都合との兼ね合いを考えなければ、恐らく地元の人と混じる方(インテリアデコレーション)を選んでいたと思うが、結局は、考えに考えた挙句、前には考えてもいなかったコンピュータのコースを選ぶことにした。ただ、何も考えず場所だけでここを選んだわけではない。将来通訳に戻る時に、ITやネットワークに強いことが必ずプラスになると踏んだから、あまり得意とはいえないけれども、この道を選んだ。得意でない分野を選ぶことは、卒業できるかがわからない点はいい選択肢ではないと思うが、担当者Cさんの、「大丈夫、ちゃんとクラスに出席してまじめにやっていれば卒業できるはずだし、学校で応援するから」の言葉を信じて、こちらの道を選んだ。ちなみに、製図の方は最初から私には向いてないし、楽しめないと思って候補に入れなかった。緻密な作業が得意な人には、いいかもしれない。

以上が、わたしのコース選択の顛末だ。実際にコースに入って今、どうなのか、については、また思うところがたくさんあるので、それは別の機会に書きたいと思う。

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